アラン・ドロン 続き [映画]

m_E.jpg今から50年以上前、私は、2箇所のターミナル駅で乗り換えて、高校に通っていました。ある日、学校の帰りがけ、ターミナル駅にあるデパートにさしかかった時、「フランスの映画俳優

アラン・ドロン サイン会」 と言う看板が眼に留まりました。これまでに、彼の映画は、何本か観ていました。特に「太陽がいっぱい」は、高校生でしたが、大きな衝撃を受けた映画でした。家では、高校生が一人で、または、友人同士で「映画」を観ることは禁じられていましたが、母が映画好きで、たしか、この映画も母と一緒に観た覚えがあります。

生のアラン・ドロンに会える!との思いで、会場に赴き、列に並びました。比較的空いていたのが、意外でした。そして私の順番が来て、至近距離70cmくらいの距離で、彼を見ることができました。

後にも先にも、「世の中でこのように美しい男性がいるのだ!」と感じたのは、アラン・ドロン以外ありません。

比較的華奢で、日本人と比べると、小顔だった印象があります。そして、ブルーグリーンに少し灰色が入った瞳の色が今でも忘れられません。アラン・ドロン自身、彼が、最も美しかった旬の時だったと

思います。

サインを抱え、意気揚々と、帰宅のために、私鉄駅に行こうとしたとき、ポンポンと肩を叩く人がいました。スーツ姿の女性でした。制服姿の私に、「貴女、高校生でしょ?今日学校どうしたの?」 この日は、中間試験の日で、学校は午前中で終わりでした。彼女は、私服の女性警官でした。この事を説明すると、女性警察官は「気を付けてお帰りなさい!寄り道せずにね!」と言って、立ち去って行きました。

その後、アラン・ドロンの映像を見るたびに、このエピソードを思いだします。

ところで、あの貴重な「サイン入りプロマイド」何処へ行ってしまったかしら?Kiki

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