大野和士  10代のためのコンサート [音楽]

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素晴らしいコンサートに行ってきました。私のご贔屓の指揮者、大野和士さんの企画・指揮による

「10代のためのプレミアム・コンサート」です。

ソニー音楽財団主催で、来日している、バルセロナ交響楽団,大野和士さん指揮、数人のソリスト達と、東京シティーバレエ団が出演しました。

会場には、親子連れのお客様であふれ、私の隣は、パパと10歳くらいの娘さんの二人でした。

曲目は、「カルメン」前奏曲に始まり、Ravel作曲の「マ・メール・ロア」(マザーグース)の組曲の1~5までと、Falla作曲、バレー組曲「三角帽子」から、第2組曲と言う、一見、子供たちには難しい選曲?

と思われるものでした。

しかし、大野さんの親切で分かりやすい解説と、RavelもFallaにも、バレーが登場するという、サービスで、子どもたちにも、理解しやすい、また、充分楽しいコンサートとなりました。

加えて、特にスペインの民族舞踊のリズムをもとに、Fallaが作曲した「三角帽子」では、会場のすべてのお客様に、そのリズムを体感してもらう、手拍子、足拍子のレッスンもあり、本当になごやかな、

面白いコンサートとなりました。

クラシックの音楽会と言うと、白髪のお客が多くを占めているのが、現状ですが、この日ばかりは、とても若若しい、(でも、子どもたちもとても静かに聴いていました。)活気に満ちたものでした。

そして、会場一杯に広がる、オーケストラのそれぞれの楽器の音色と、得も言われぬ、ハーモニーが

渦巻き、将来、大人になった時、この音体験は、必ず子どもたちの脳にインプットされるに違いありません。

以前、ブログで紹介した「オペラ玉手箱」同様、大野和士さんの、「クラシック音楽やオペラの素晴らしさを、もっと多くの人に伝えたい!」と言う、切なる願いが詰まった、コンサートでした。Kiki


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